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教職員インタビュー 西尾 範博 教授

「考える」
習慣をつける

人間社会学部 人間社会学科
西尾 範博教授

自分発見カリキュラムで設定されている
クラスとはどのようなものですか?

昨年までは、15人前後の「基礎ゼミ」がクラス的な役割を果たしていましたが、自分発見カリキュラムでは約40人のクラスが設定されています。学部に関係なく新入生全体をバランスよく振り分けており、大学生活を通して幅広い交流を育むための人間関係づくりができますし、高校時代と変わらない雰囲気の中で自然に大学生活をスタートできるようになっています。クラスを担当する教員がこのカリキュラムを実施し、学生が「体験→ふりかえり→わかちあい」の活動を繰り返しながらさまざまなことに気づき、学んでいけるようにしています。そのために担当教員は事前に研修を重ね、相互の情報交換を密にして、各クラスを手厚くサポートできる体制をつくっています。

最初のプログラムについて教えてください。

4月7~8日(火・水)、8~9日(水・木)に2班に分かれてハチ高原で実施した1泊2日の「コミュニケーションキャンプ」です。「言葉を使う力」「グループの力」「ルールやマナー」を高めていけるように意図したもので、参加した学生たちはグループワーク等でコミュニケーションを図りながら、さまざまな課題を解決していました。また、ワークシートを答える中で、「自分で考えて気づいていく」ことができるようになっております。さらに、キャンプの翌週には各クラスの教室内でさまざまな課題をグループで解決する「自己理解・他者理解」プログラムも実施し、自己理解・他者理解が大きく進むスタートになったと感じています。

「自分で考えて気づいていく」ということが大きなテーマになっていますが、「気づきのフィールド演習」を行ってみていかがでしたか?

神戸ハーバーランドを舞台に4日間のフィールドワークを行い、「自分たちで観察して気づく」という体験をしてもらいました。聞き取りなどインタビューは禁止で、ただ観察し、考察し、グループで話し合い、仮説をまとめて、最終日にはグループで1枚のポスターに成果をまとめて発表するという演習です。初めてのフィールド演習でしたが、観光エリアなのに日本語表記しかないので中国語や韓国語での案内もあったほうがいいという意見や、点字ブロックが雨の日に滑りやすくなっていることから改善案など、学生自身も手応えを感じるような「気づき」にあふれるものになっていました。

それに続いての「気づき」のプログラムは
どんなものですか?

先輩(2~4年生)との交流・卒業生との交流・企業人との交流を通して「職と学びの関係」に気づいていくプログラムを行いました。将来を見据えた上で「今」をどう考えるのかによって、学生生活がイメージしやすくなります。1年次後期からの本格的な大学生活を、思い描いた通りのものにしてほしいと願っています。

「なりたい自分発見カリキュラム」の詳細はこちら

 

Profile
西尾 範博教授

「教育方法学」「コミュニケーション心理学」などを専門とする西尾先生。最近では学生と共に「ポジティブマインド」「ビジョナリーマインド」の育成に取り組んでいる。趣味は散歩しながら四季折々の自然の中に身をおき、楽しむこと。